約 1,319,061 件
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/5306.html
【登録タグ CD CDD orangeCD オレPCD シグナルPCD 田村ヒロCD】 前作 本作 次作 SIGNALOID BOX DioSignal Prism feat.鏡音リン シグナルP orange もっちりオヤジ Shino オレP 田村ヒロ 即売 同人 発売 2009年5月17日 2009年5月18日 価格 ¥1,000 ¥1,207(税込) サークル twinkledisc CD紹介 ボーマス8にて初頒布されたDios/シグナルPの3rdアルバム。 Dios名義で投稿されていた革命、TABOOを含む全8曲。 ジャッケットイラストは、おなじみ田村ヒロ。 曲目 革命 TABOO ラビリンス エキストラ(シグナルアレンジ) アドレサンス Step and Go! Transmit RealEdition 革命(feat.リン) リンク twinkledisc(作者ホームページ) 作者ブログ D-STAGE メッセサンオー とらのあな コメント シグPーリン大好きだああ!CD買う! -- 名無しさん (2009-05-20 17 30 00) 革命のリンver・・だと?! ちょっと秋葉原のとらのあな逝って来る -- 名無しさん (2009-05-24 19 14 29) 4番の「エキストラ」にハマってしまった(゚Д゚)!!ニコではないよね? -- 名無しさん (2009-07-08 12 32 17) あっ革命のリンver.はいいかも・・・・・夏コミで買おうw -- 名無しさん (2009-08-03 16 59 12) 「エキストラ」の本家(花束P、ミクVer)はsm4629491だよね -- 名無しさん (2013-03-11 00 01 24) リンver革命が素敵すぎる・・・・!!!! -- 名無しさん (2014-11-08 12 54 42) Transmit RealEdition素敵だった。 -- 名無しさん (2016-06-17 23 07 45) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/newani4/pages/499.html
悪意の種、密やかに割れて ◆NiwQmtZOLQ B-7にあるホテル、その一室。 東側に窓があるその部屋は既に日光が差し込む危険もなく、カーテンが閉められている。 かといって室内の照明器具が点いている訳では無く、結果として部屋の中は、普通の人間が辛うじて活字を読めるか程度の明るさで満たされていた。 薄暗闇に包まれたそんな部屋の中で、唯一ひっそりと自ずから光を放っているものが一つ。 ありふれたサイズの液晶画面であるそこに反射する姿は、先程のシャワーのお蔭で殺し合いの場であるにも関わらず清潔感に溢れる一人の男。 帝王DIO、その人だった。 あれから。 麻雀に快勝し気分を良くしたDIOは、尚も他の娯楽で暇を潰そうとして、娯楽場の案内図を見に行こうとした。 しかし、実際に案内図を見て―――――正確にはその横にあるホテルの案内図を見て、より有意義な時間の過ごし方を発見した。 ―――――ホテル内の、綿密な探索。 もしも敵が強襲してきた時、そしてその敵が万が一にでも日光というDIOの弱点を把握し、外に面する場所へ誘導するなどといった姑息な手を使ってきた場合。 こちらも流石にホテルの中を、単に地図で掴んだ概要以上にしっかり把握しておかなければいけない。 吸血鬼としての身体に『世界』という最強のスタンドを持つ自分だが、あのクソッタレの侍共のように、必死に小さい頭を捻って考え付いたなけなしの策が、「偶然」このDIOの域に達することが「万が一にでも」存在するかもしれない。 だが、帝王が完全に地の利を理解しているのであれば、そんなちっぽけな偶然すらも水泡と帰す。 そう、これはこのDIOの勝利をより盤石にし、虫ケラごときがあろうことか二度も勝利するような、間違ってもあってはならない事態を防ぐもの。 DIOの持論の一つに、「恐怖を克服する為に生きる」というものがある。 名声、支配、金、友人―――――それらのものは全て人間が生きている上で安心するために手に入れようとする、という論。 DIOが今しているのは、まさに今「万全を期す」という形で安心を得るという行為だった。 「ふむ、ここは…」 DIOが開いた扉は、そのほかの部屋のような豪奢さがなく、シンプルにデザインされた机が並ぶ事務室。 整理整頓がきちんとなされている―――――というより、机の奇妙なまでの小奇麗さや、ペン立てに入った使用した形跡がほとんどないように見えるペンを見るに、実際には一回も使用されていないのだろう。 「つまりは、このDIOが初めに使うことができるということか」 東向きの窓に念入りにブラインドとカーテンを掛け、部屋を物色しようとして、少し奇妙な事に気付く。 どの机にも、テレビに似た画面が嵌め込まれた、見慣れないものが並んでいる。 しかし、DIOが知るテレビはこんなに薄くないし、そもそも一つあれば十分といった代物の筈だ。 それがいちいち個人の為に用意されているというのは奇妙だし、そもそも娯楽である筈のテレビがこんなに遊びが無いように見える場所に大量に設置されているというのもおかしな話だ。 「面白そうだな…調べてみるとするか」 そう言って机に近寄り、慎重にディスプレイを調べてみる。 間もなく裏面にあるコードが、下にある何やら大きな箱のようなものとつながっていることがわかり、興味の対象はそちらに移る。 手で触ること数十秒、そちらにランプが併設された小さなボタンがあることを知り、迷いなくそのボタンを押しこむ。 ―――――途端、先程まで暗転していた液晶が輝きだした。 やはりテレビのようなものだったのか、と思うDIOの前に現れたのは、しかし彼の興味を引くには十分な一文。 『殺し合いサポート専用パーソナルコンピュータ システム起動』 という、そんな一文だった。 「ほう……?」 疑問符と好奇心が同時に顔を擡げる。 薄暗闇の中にぼんやりと浮かぶディスプレイを愉快そうに眺める。 恐らくはテレンスがやっているゲームを司るという、『コンピュータ』というものだろう。 触れた事はなかったが、幸いにもこういった物を扱った事が無い参加者への気遣いか、取り扱いを説明するマニュアルが立ち上がるようになっていた。 もちろんスキップも可能となっており、分かる人間も気分を悪くしない仕様だ。 「随分と親切だな」 小さく呟き、一人になると口が軽くなっていけないなとふと思う。 そして同時に、口元に僅かな笑いが浮かんだ。 無条件な親切―――――そんなものを、こんなに悪趣味な殺し合いを開いた者共に求めるなどもっての外だ。 わざわざ殺し合いのサポートとまで書かれているのだ。殺し合いを促進させるためのものだとは容易に想像がつく。 となると、あるのもホテルだけではないだろう。ここ以外の施設にも、恐らくは設置されている筈。 或いは、脱出の為に活用できないかと考える輩もいるだろうが―――――無駄。 もしここに穴があるのならば、主催は態々自分達から弱点を晒しているという事になる。 よっぽどの馬鹿か、或いは何か理由がない限りは、そんなことをやるとは思えない。 そうこうしているうちにパソコン操作のノウハウもその大部分の説明を終え、マニュアルが表示されていたウィンドウが閉じる。 整理されたレイアウトや専門用語を用いない解説からなる説明はそれなりに分かりやすく、全くパソコンを弄ったことのないDIOも流し見で充分内容を理解できた。 そうして彼にも一通りこのパソコンの扱い方が分かったところで、それまで白塗りだった画面に一文が現れた。 それは、これまでの解説のようなポップな自体ではなく、最初に殺し合いサポート云々と書かれていたものと同じような印象を受けるようなもの。 「『白カードを提示してください……』か」 白カード、というのは、この忌々しい腕輪に取り付けられたこれの事だろう。 てっきりただの首輪代わりかと思ったが、なるほど本人認証にも使えるとは面白い。 どこに見せればいいのかと机を見ると、妙なオブジェのようなものが楕円形の光を出していた。 その中心にカードのような四角が描かれているのを見て、ひとまずそこに腕輪に嵌った白カードを翳してみる。 画面に一本のゲージが現れ、数秒でそれが満たされた後、画面にウィンドウが改めて開かれた。 『認証終了 参加者・DIO』 そんな文字列が浮かび上がり、またその数秒後には通常のデスクトップ画面へと変わる。 表示されていたのは、幾つかのアイコン。 『チャットルーム』、『メール機能』、そして『DIO・個人ファイル』と書かれた一つのフォルダ─────合計三つのアイコンが、画面上に表示されていた。 「個人ファイル………なるほど」 その内容は、少し考えれば一瞬で分かる。 恐らくは、DIOのこれまでの行動やらなにやらが記録されているのだろう。 このカードにそれだけの機能があるのかは不思議だが、よく考えてみればその記録が腕輪に残っているという可能性もあったと思い直す。 ともあれ、ここに入っているのは一人の参加者がここまでどうやって過ごしてきたのか、というもの。 「見る必要は無いな」 だが、ここにあるものはDIO自身のもの。 如何に時間があるとはいえ、わざわざ見る必要のないものに割く時間はない。 というよりむしろ、そんなに大した事に使えるような情報もないだろう。 その内心は、或いは先の戦闘で慢心により敗北した、そして地下通路で自分の末路を見てしまったという、苦々しい事実を改めて見ることをよしとしなかったというのもあったのかもしれないが─────。 「それより、本題はこっちか」 そんなことを自覚している様子は一切なく、DIOは残る二つのアイコンに交互にカーソルを合わせる。 現在解放されていると思しき二つの機能。 メールはともかく、この『チャット』なるものが何かは全く分からない。 恐らくは海の底で眠っている間に出来た文化の一つだろう。 外界のことについては書籍やエンヤ婆による伝聞だけなので、自分で仕入れた情報といえば深夜にカイロを出歩いた時に目にしたものくらいだ。 ともあれ、チャットというらしきこれの利用価値を確かめないことには話にならない。 二連続でマウスを押す、ダブルクリックというらしい技術を駆使して、『チャットルーム』を開いてみる。 途端に先程と同じようなウィンドウが立ち上がるが、その背景は打って変わって黒塗りのそれ。 M:『東郷美森は犬吠埼樹を殺害した』 Y:『私、結城友奈は放送局に向かっています!』 R:『義輝と覇王へ。フルール・ド・ラパンとタマはティッピーの小屋へ』 K:『友奈?友奈なの?私よ、にぼっしーよ』 「………ふむ」 そこにあったのは、アルファベット一文字に続く文字列。 結城友奈や東郷美森、犬吠埼樹は確か名簿にもあった名前だが、果たしてこれはなんだと首をかしげる。 幸いすぐにヘルプがあることに気付き、チャットの仕組みも先と同じように簡単な解説を受けて内容を理解した。 要するに、匿名で情報を流す為のツールという事だ。 余談だが、これはDIO自身には気付きようがないことだが、これはDIO用にカスタマイズされたアカウントの為名簿などと同じようにDIOにも読めるように翻訳もされている。 「情報、か………ホル・ホースが寄越したものがあったな」 危険人物・一条蛍の存在。 それと反対の事を伝えて混乱させるか、と思い立ったが、しかしそれは違うなと首を振る。 対主催を掲げる集団をバラバラにしているのだから、嘘を吐いて信用を上げてやっても自分からそれを壊していく野蛮なタイプなのだろう。 そんな人間の為に態々このDIOが手を煩わせてやる必要性はほんの少しも感じない。 それに、少し気になっている事がある。 このMという人物の書き込み─────『東郷美森は犬吠埼樹を殺害した』。 先程出会ったホル・ホースは、これまでに二人の参加者を殺害したと言っていた。 その二人とは、志村新八と、そして犬吠埼樹。 だが、ここに書き込まれている情報はそれとは食い違うもの。 犬吠埼樹という人物を殺した犯人は、果たしてどちらか。 ―――――実際にはこの二人のどちらでもないのだが、それはDIOが知る由もない事実だった。 「ホル・ホースとここの情報、か…」 このチャットルームの情報は、お世辞にも簡単に信じられるとは言えない。 何処の誰とも知らぬ人間が書いたものを容易に信じるなど、不用心にも程がある。 しかし、ならばホル・ホースは完全に信用出来る人間かと言われると、こちらもそう簡単に肯定出来はしない。 あの男は良くも悪くも人間的だ。常に強い方に味方し、殺し屋という職業に就きながら己の命に拘る。 その熟練度も並大抵のものではなく、自分を暗殺しようとした時も、常人なら殺気どころかその一挙一動にすら気付かないだろうと言うほどに見事な手際だった。 そんな男が、この殺し合いを生き抜く為に必死で考えを絞らせている―――――そんな時に、帝王と出会ってしまったとするなら。 狡猾な思考を持つ彼は、口から出任せでもどうにか「貢献している」というアピールをこちらに見せつけ、未だに忠誠を誓っているように思わせることで、無事に切り抜けようとしてもおかしくない。 仮にも暗殺者としては逸材だ、このDIOに嘘を吐き信じ込ませるというのもやってのけられないとは言い切れない。 どこか挙動不審な態度も、そう考えれば一応は納得がいく。 「ふむ」 ならば、どうするべきか。 既に先の邂逅から時間は経ちすぎており、ホル・ホースも地下通路からは脱出して地上にいることだろう。 未だに日が沈むには早い時間であり、外に出る事が叶わない身としては追って問い詰めることも出来ない。 一見、この件でDIOが打てる手は存在しないようにも見える。 だが、目の前にあるチャットでならどうか。 これを用いれば、出来ないことは決して皆無ではない。 しかし、かといって不用意な発言をすると、取り消しのできないこのチャットは反対に命取りになりかねない。 慎重に考える事数分、DIOは一つの短い文を流れるように打ち込んだ。 『犬吠埼樹を殺したのはホル・ホース』 思考の末、DIOが最善手として選んだのはその文章だった。 この一文、単純なように見えて面白い効果を齎す可能性があると彼は睨んだのだ。 先程の説明で、イニシャルが表示されることは既に分かっている。 しかし、DIOと同じ「D」を持つ参加者はもとより参加すらしていない。 となると、承太郎や先程出会った侍たち、更には死亡した花京院やポルナレフからDIOについての情報を得た者達は、当然このイニシャルには警戒する筈だ。 例えば、『ホル・ホースは信用できる』という一文なら、きっとホル・ホースに対する警戒は高まるだろう。 だが、その内容がこれならばどうか。 ホル・ホースについての人物評は、恐らくはDIOと同じく伝わっている事だろう。 そして、それならば「わざわざ手下が信用ならないという情報を流すのか」という疑心暗鬼に勝手に陥ってくれる可能性が高いと言える。 承太郎などは、「ホル・ホースがDIOを怒らせた」なんて風に受け取ってくれる可能性すらある。 無論、承太郎たちと何の関わりもない人間にはホル・ホースは警戒の対象として見られるだろう。 だが、それはそれでただ単に根も葉もない噂にしかなり得ない。 東郷美森というもう一人の容疑者が同時に開示されているのだ。暗殺のプロである彼ならば、その程度の疑念があろうと潜り込むのは決して不可能にはなり得ない。 総じて、彼が集団に潜り込もうとすれば、恐らくは「信用しきってはいけないが、かといって無条件で追い払うにも証拠が足りない」程度の信用に落ち着くはず。 その程度の状況ならば、暗殺者である彼は手慣れている筈だ。 もしも彼が未だに忠実な僕であるならば、このDIOの為に人を殺すチャンスはきっと見誤るまい。 仮に、の話だが。 もしも、あの男が本当に虚偽の報告をし、帝王を騙そうとしたのならば。 その時は─────惜しい人材だが、次にこのDIOの目の前に現れた時が、奴の命運が尽きる時だ。 せめてもの餞に、もう一度『世界』の能力を見せて葬ってやるのも悪くないか。 そう考えながら、邪悪の化身はにやりと口角を吊り上げた。 ─────これは、DIOが気付かなかった、気付きようがなかった事実。 尤も、気付いてもどうしようもなかった事でもある、事実だが。 白カード。 パソコンが個人認証の為に求めたのは、あくまで白カードだけ。 別に、そこにいる人間の白カードを使わなければならないという制約はない。 尤も、カードは基本的に腕輪に嵌め込まれたまま。 遠くにいる人間の白カードを使う事は、基本的には出来ない事だろう。 ─────その腕輪を持つ人間が、命を落としていなければ。 つまり、それは。 死者の白カードも、使用が可能だという事だ。 例えば誰かの白カードを持っている、というのならともかく、ホル・ホースへの疑念でテンションが下がる前、麻雀に勝って浮かれていた彼が気付く筈もなかった。 一見利用価値が少ないようにも見える個人ファイルの存在は、この為。 その中に隠されているものが何かは─────未だに明かされず。 パンドラの匣になり得る何十枚ものカードは、開示される時を待っている。 ともあれ。 ラヴァレイという男が蒔いた種は、こうしてゆっくりと育ち始めた。 結実の時は、そう遠くない。 【B-7/ホテル/一日目・日中】 【DIO@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】 [状態]:健康、麻雀に勝ってテンションが高い [服装]:いつもの帝王の格好 [装備]:サバイバルナイフ@Fate/Zero [道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(9/10) [思考・行動] 基本方針:主催者を殺す。そのために手っ取り早く他参加者を始末する。 0:さて、この後はどうするかな。 1:夕刻までホテルで体を休める。その後、DIOの館でセイバーと合流。 2:ヴァニラ・アイスと連絡を取りたい。 3:銀髪の侍(銀時)、長髪の侍(桂)、格闘家の娘コロナ、三つ編みの男(神威)は絶対に殺す。優先順位は銀時=コロナ=桂>神威。 4:先ほどのホル・ホース、やはり信用する訳にはいかないかもしれんな。 5:衛宮切嗣を警戒。 6:言峰綺礼への興味。 7:承太郎を殺して血を吸いたい。 8:一条蛍なる女に警戒。セイバーやヴァニラ・アイスと合流した時にはその旨も一応伝えてやるか。 [備考] ※参戦時期は、少なくとも花京院の肉の芽が取り除かれた後のようです。 ※時止めはいつもより疲労が増加しています。一呼吸だけではなく、数呼吸間隔を開けなければ時止め出来ません。 ※車の運転を覚えました。 ※時間停止中に肉の芽は使えません。無理に使おうとすれば時間停止が解けます。 ※セイバーとの同盟は生存者が残り十名を切るまで続けるつもりです。 ※ホル・ホース(ラヴァレイ)の様子がおかしかったことには気付いていますが、偽物という確信はありません。 ※ラヴァレイから嘘の情報を教えられました。内容を要約すると以下の通りです。 ・『ホル・ホース』は犬吠埼樹、志村新八の二名を殺害した ・その後、対主催の集団に潜伏しているところを一条蛍に襲撃され、集団は散開。 ・蛍から逃れる最中で地下通路を発見した。 ※麻雀のルールを覚えました。 ※パソコンの使い方を覚えました。 ※チャットルームの書き込みを見ました。 ※ホル・ホースの様子がおかしかった理由について、自分に嘘を吐いている可能性を考慮に入れました。 施設備え付けのパソコンについて スキップ可能のマニュアルが起動時に立ち上がります。その後、白カードをスキャンする事でパソコンの使用が出来るようになります。白カードについては本人のものでなく、死者のものも使用できます。 使用出来るのは携帯電話やスマートフォンと同じチャット機能・メール、及び個人ファイルの閲覧です。 個人ファイルの細かい内容については後の書き手さんにお任せします。 時系列順で読む Back 錯覚CROSSROADS Next 地獄が噴き出る時を待つ 投下順で読む Back 錯覚CROSSROADS Next わたしにできること 154 孤独なHeaven DIO 174 チェンジ・ザ・ワールド
https://w.atwiki.jp/pdmatome/pages/116.html
サークル名 MyACG Studio 代表者名 HJISTC HP http //jp.myacg.cc/ 活動時期 2014年~ 中国サークル。 TGS2014の時(正確には、Indie Stream Fes 2014)にコンタクトした形跡あり 日本語版が機械翻訳らしく、クオリティが低い
https://w.atwiki.jp/vip_mmr/pages/183.html
第七話 放課後のノストラダムス 前編 そんなこんなで一日も終わり、めでたく放課後になりましたよね。 神無月さんとは家が逆方向なので、いつも違う人と帰るのです。 今日は、えーっと・・・名前が思い浮かばない・・・えー・・・あー・・・残念で迂闊な・・・えーっと・・・ そう!悪化さんですよね!痔悪化・エロスマン!それと蝶野さんとDIO様ですよね。四人で一緒に帰ります。 「いやー。 参った参った。 三十秒しか遅刻して無いのによー。うちの門番のスタンド使い鳥、 ペットショップってば氷漬けにしてきやがるのはなぜなんだぜ?」 「学校池」 「学校池」 「そりゃないぜ!」 「学校池」 「学校池」 「そりゃないぜ!」 「学校池」 「学校池」 「そりゃないぜ!」 「学校池」 「学校池」 「そりゃないぜ!」 「学校池」 「無限ループって怖くね?」 はっ!・・・気づかないうちに無限ループに陥ってましたですよね。 「これが・・・DIO様の世界・・・!」 「何でもかんでも私のせいにしないでもらえるかな若造(ボーイ)!? 気づいたのは私だしさー!」 「あっ! ごめんなさいです! でも私はボーイじゃないですよね」 「新手のスタンド使いか!?」 「黙れ痔悪化」 蝶野さんの適切な突っ込みが入りましたですよね。痔悪化さんは心なしかしょんぼりしてますよね。ファイト!です。 「あれ? 今日のパピヨンマスク、いつもとちょっとちがいますね?」 「ああ。 まああれだ。 気にするな。 ちょっとした『賭け』に負けたんだよ」 「は、はあ・・・。 そういうもんなんですか・・・」 「うん」 「このDIOにそれは無いッ! 勝利して支配する! 過程や・・・方法なぞ・・・どうでもよいのだァ────ッ!!」 「流石DIO様! 仰るとおり! 勝てばよかろうなのだァァァァッ!!」 「・・・ダメだこいつら・・・。」 DIO様と痔悪化さんが暴走気味ですよね。まあDIO様の場合は日常茶飯事なんですけど。 お二人は気が合うんですよね。きっと。 蝶野さんも二人と同じにおいがするんですけど・・・。 冷静なんですよね。普段のパピヨンマスク姿からは想像もできませんけど。 「えー、ゴホン。 君たち。 ちょっと待ちたまえ」 校門を出てしばらくしたところで、誰かが声をかけてきました。ですが皆聞こえて無いようですよね。 ここは私も無視を決め込みましょう。うん。 「血の目潰しを食らえー! WRYYYYAAAA!!!!!」 「うわっ! 目が! 目が~っ!!」 「あのー・・・。 聞いて・・・いるの・・・かな・・・? 聞こえているのか・・・なー?」 「あー!! 黙れ黙れ! 吸血鬼も迂闊も少しは黙ってろ! 私の黒色火薬が火を噴く前にな!!」 「お!? このDIOとやろうっていうのか!? よっしゃー!! 食らえ気化冷凍・・・」 「黙れええええええええええ!!!! 人の話を聞けよばかやろおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」 しばしの沈黙。えっと・・・キレたみたいです・・・。 この人が着てる制服・・・。どうやら私たちと同じ学園らしいですよね。えーっと・・・学年まではわかりません。 「下手に出れば無視しやがってええええええ!!! 絶対に許さんぞこのビチクソどもがあああ!! 我がスタンド『ノ・ストーラ・ダムンス』で血祭りにしてやるううううううわああああああ!!!!」 「ス・・・スタンド使い!?」 「そりゃないぜ!」 怒りを露にする正体不明のスタンド使い。蝶野さんも痔悪化さんも意外なサプライズにあたふたしてます。 勿論私もですよね。 そんな中、当然といっては当然なんですがDIO様だけはニヤニヤと爽やかな笑みを浮かべています。 「このスタンド能力! それは人類を! 世界を滅亡に導く能力!! さあ諸君私を止められるかなァァ!?」 「ザ・ワールド」 「ゲフアアッ!?」 DIO様に向かって謎のスタンド使い(以下謎スタ)が突進したかと思った次の瞬間、謎スタは宙を舞っていました。 どうやらDIO様が時を止めたようです。どう考えても卑怯臭いスタンドですよね。 でも本人はその能力を無駄なことに使うのが大好きみたいです。無駄がキライなはずなのに・・・ 痔悪化さんは必死にキラキラ輝いてますよね。目潰しでしょうか。というか意味はあるのでしょうか。 「おのれ・・・。 この偽キバヤシにキズを負わせるとは・・・! 貴様ッ! 名をなんと言う!?」 「シュトルテハイム=ラインバッハ」 「ラインバッハか・・・。 覚えておくぞ。 しかァァァしッ! とりあえずココで決着をつける! スタンド能力無しの『純粋な殴りあい』でッ! どうだ!?」 「勝てるかなァ~? 勝てねェだろォなァ~。 ベネ(良し)! やってやろうじゃないの! かかってきやがれってんだハハハハハ!!」 「食らえぇぇぇえええええええ!! 偽キバヤシが秘奥! このふたつの拳の間に生じる 真空状態の圧倒的破壊空間はまさに歯車的砂嵐の小宇宙!! 闘技・神砂嵐ィィィイ!!!」 説明口調なわりにすごいスピードでDIO様に接近する偽キバヤシさん。 両腕の周りにはなにやら言葉にできない気配を感じます。馬鹿な!戦闘力がどんどん上がって・・・!? だけどDIO様はいたって冷静沈着。自分の右膝を切り、血がダラダラと流れる足でおもむろに宙を蹴ります。 「血の目潰しを食らえッ! てやっ」 「うぐあっ!? 目が・・・視界がッ! どこだッ! ラインバッハはどこに居るッ!?」 当然のことながらその血は飛び散り、偽キバヤシさんの目に命中。 視界を失って混乱中の偽キバヤシさんを尻目に、DIO様は容赦なくラッシュを叩き込みます。鬼です。 「貧弱貧弱ゥ! 死ねェいッ! WRYYYYYYYYYYYYYYY!!!!」 「ヤッダーバァアァァァァアアアア!!!!」 .・・・・・・。あっけなかったですよね。というかDIO様が味方サイドで本当によかったです。 腐っても吸血鬼で最強のスタンド使いですよね。くわばらくわばら。 ぐだーっとなって地面に倒れている偽キバヤシさんをスルーして、とりあえずみんな帰宅することにしました。 早く帰りたいです。こんなところで時間を食ってるわけにはいかないのです。 「あの力・・・。 まさしく・・・吸血鬼・・・! 欲しい・・・欲しいぞ・・・フフフフフ・・・ガクッ」 偽キバヤシ『ノ・ストーラ・ダムンス』 ────仮リタイア
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/52.html
ルイズ「あんた誰?」 DIO「邪魔だ」 ドガァ ルイズ「何すんのよ」 ポーン ズドォーン DIO「グハァ…ゴホッ、こ、これは…い…いったい…ガクッ」 ルイズ「貴族の顔に触れるなんてどういうつもりよ。こんな貧弱貧弱ゥな使い魔だなんて」 激弱DIO様 ギーシュ「こ・・・この僕の命はッ!この貴族の僕の命だけは助けてくれますよね~~~~~」 DIO「だめだ」 「ゼロ戦だッ!もうおそい! 脱出不可能よッ! 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーーーーーッ 8秒経過! ウリイイイイヤアアアッー ぶっつぶれよォォッ」 「八秒経過! ンッン~~!実にスガスガしい気分だ! 歌でも一つ歌いたいような、イイ気分だ~~! よし、一曲歌おうじゃないか! ♪FIRST KISSから、始まる~2人の恋のHISTORY~♪ この運命に魔法かけた~♪きみがとっつっぜぇ~ん~~あらわれた!♪ フハハハハ! 9秒経過!」
https://w.atwiki.jp/niconico2nd/pages/184.html
F線上の帝王 ◆SHdRN8Jh8U (登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアルβ ディオ 悪の帝王 カリスマ 私は無様にも逃げ出した、あの下劣極まりない人間から。 そう私は数時間前にサンレッドから逃げ出した。しかも女の手を借りてだ。 帝王たる自分が…何たる様なのだろう。 DIOは自分を嫌悪しつつも歩いていた。常人ならば既に死んでいる怪我だ。 ひとえに彼が吸血鬼なためである。 しかしいくら彼が吸血鬼でも太陽の力でやられれば、自然治癒力では完璧に治ることはできない。 そしてなによりも下を脱がされたのだ。 このままでは帝王として示しが付かない。 なによりDIO自身のプライドが許さなかった。 ようやくか…。 とうとう家が見つかったのである。 場所はF-5の寒村の一番外れの大きな屋敷である。 と言ってもDIOは地図を見ていなかったので現在地が何処なのか知らなかったが… とにかく彼はなぜか駐車場まである、屋敷へと入っていった… 「服が欲しいな…。」 私はサンレッドから下を奪われ、上も血だらけなのだ。 まず着替えをしよう。 私は廊下を歩く。絵画が沢山飾ってある。 題名は…… 頭がパーン\(^o^)/、合衆国ニッポン!、ガチムチレスリング、イケメンなどふざけた絵画が飾っている。 他にもいろいろ趣味が悪い物が飾ってあった。 確か入り口に…ニコニコに関係がどうのこうとうかあった気もする。 私はその趣味が悪い廊下を後にして、衣装が入ってるであろう部屋に入った。 たくさんの衣装があった。 だがDIOはまず迷うことなく、青い服を取る。 俗にツナギと呼ばれるものだ。 さらにDIOは近くに置いてあった、マスクをかぶる。 近くにはマスクザ斉藤のマスクと書いてあった。 さらにさらにDIOはマフラーらしきものにも手をだし、それを首に掛ける。 それは便座カバーであった… 「ふふふふなんてすばらしいカッコだ。まさに帝王の服装にふさわしい。」 DIOは鏡を見ながら、何度も自分をほめていた。 常人は理解しがたい服装だったが、悲しいかな。ここにはそれを指摘できる者はいない。 「ンッン~~♪ 実に!スガスガしい気分だッ!歌でもひとつ歌いたいようなイイ気分だ~~フフフフハハハハ。」 「なじむ実に!なじむぞ、フハハハハハフフフフフハフハフハフハ!」 「最高にハイ!ってやつだアアアアアアアハハハハハハハハハハハハーッ。」 ………………………… どう見てもただの変態です。本当にありがとうございました。 そう笑いつつもDIOに冷静さが戻ってきた。 そう自分の目的は世界を手にすることだった。 世界を手にしようとする、このDIOがサンレッドごとき下劣極まりない人間に負けるなど許されない。 サンレッドには油断して負けたのだ。 油断さえしなければ… この殺し合いの参加者はもちろん、あの主催者ども殺す。 世界の支配者たる私が見せてやろう。私の力をな… 私はそう思いながらも屋敷の外に出て、先ほどの駐車場に来る。 タクシーがあったので先ほど屋敷でとった鍵を使った。 タクシーに乗りながら考える。 まずは体の回復の為に人間を吸血してやろう。 まずは中央へ行こう。人間がいるだろう。 そしてその途中にサンレッドを見るも無残な状態にしてやる。 そして俺は皆殺しにしてやろう。全てをな… フハハハハハフフフフフハフハフハフハ!! 【F-5 寒村はずれの屋敷/1日目・黎明】 【DIO@MUGEN、ジョジョの奇妙な冒険】 [状態] 重傷(自然治癒力によってすこしマシになった)、去勢 、興奮中 [装備] ライトセイバー@外人が想像したとてつもない日本が出てくるゲーム(RedAlart3) 阿倍さんのツナギ@くそみそテクニック、マスクザ斉藤のマスク@ニコニコRPG、 便座カバー@クラナド、タクシーガソリン100%@グランド・セフト・オートシリーズ [道具] 共通支給品 [思考・状況] 0:殺し合いの参加者はもちろん、あの主催者どもも全て殺す。 1:最高にハイ!ってやつだアアアアアア 2:中央部へ行き人間に吸血をして体の回復をはかる。 3:サンレッドを殺す、そのためなら手段は問わない。 ※自身の能力が制限されている可能性を理解しました。 ※今の自分のカッコがすばらしいカッコと思っています。 ※屋敷にはニコニコ動画に縁のあるものがあるようです。 ※【タクシー@グランド・セフト・オートシリーズ】 あの18禁ゲームグランド・セフト・オートのタクシー。 もしかしたらジャンプができるかも? ※【阿倍さんのツナギ@くそみそテクニック】 ご存知われらが阿倍さんの服。 ファスナーが下まで開けます。 ※【マスクザ斉藤のマスク@ニコニコRPG】 PCゲーム「リトルバスターズ!」に登場するキャラクターのマスク、 本来なら、すべてのステータスが50上昇するというものだが 今回はただのマスク ※【便座カバー@クラナド】 それと便座カバー sm34 熱き血潮に 時系列順 sm36 それでは朔夜をはじめよう sm34 熱き血潮に 投下順 sm36 それでは朔夜をはじめよう sm06 吸血鬼は最強ゆえに太陽に焼からるる DIO sm71 カリスマ株大変動
https://w.atwiki.jp/zenzen53/pages/110.html
エンヤ・ガイル 登場作品 ジョジョの奇妙な冒険 第3部「スターダストクルセイダース」 種族 人間 性別 女性 一人称 わたし 二人称 てめー 特殊能力 スタンド「ジャスティス」 概要 DIOにスタンドの存在と能力の発現のさせ方を教えた張本人。 DIOに代わってジョースター一行を仕留めようと、刺客を送り込んだ。 またJ.P.ポルナレフの妹の仇であったJ.ガイルの実母。 外見 背の低い、顔中染みと皺だらけの老婆。 緑と赤のストライプの帽子を被っている。両手が右手。 性格 冷静沈着。だが、DIOや息子に関わることとなると、途端に激情的で執念深い性格となる。 DIOを崇拝しており、彼の傍でその人生を見届けることを生涯の楽しみとしている。 死を目前にしても、その忠誠は変わらず、DIOの秘密を守り通した。 また息子であるJ・ガイルを溺愛しており、彼が殺された際には同じ傷が彼女の顔に浮かび上がり、彼の死を非常に悲しんだ。 台詞 「『正義(ジャスティス)』は勝つ!」 「なめるように便器をきれいにするんじゃ なめるように! ぬアアアめるよォオオオオにィィィィ だよん レロレロレロレロ」 「DIO様ッ! あなたは必ず時を支配できるッ! もっと!もっと! 静止した時の中を動けると思いなしゃれッ! 空気を吸って吐くことのように! HBの鉛筆をベキッ!とへし折る事と同じようにッ できて当然と思うことですじゃ!」 能力 正義(ジャスティス) 破壊力 - D / スピード - E / 持続力 - A / 射程 - A / 精密動作性 - E / 成長性 - E 王冠をかぶった骸骨のような姿の霧状のスタンドを持つ。 傷口から身体に侵入することで血液を蒸発させて穴を作り、そこに霧の糸を通して相手の(生死を問わず)身体を操ることができる。 霧なので物理攻撃は一切通用しない。また墓場を一つの町に見せかけるなどの幻覚の能力も併せ持つ。 +本ロワにおけるネタバレ 本ロワにおける動向 初登場話 001:Greatest Love of All 死亡話 :[[]] 登場話数 3 登場時期 詳細
https://w.atwiki.jp/fate_overheaven/pages/187.html
【マスター】 ホル・ホース@ジョジョの奇妙な冒険 【マスターとしての願い】 聖杯を獲り、その力でDIOとその配下どもを斃して粛正から逃れる。DIOの財宝もすべて頂く。 【weapon】 『皇帝』 【破壊力:B スピード:B 持続力:C 射程距離:B 精密動作性:E 成長性:E】 拳銃の形をしたスタンド。 撃ち出される弾丸もスタンドであるため、弾道を自在にコントロールしたり瞬時に消したりできる。 弾数はスタンドパワーの続く限り無限でリロードも必要なし。 【能力・技能】 傍に現れ立つ精神エネルギー『スタンド』を使う者。 スタンド使いはひかれ合う。 【人物背景】 DIOがジョースター一行に差し向けたスタンド使いの1人。 No.2をモットーとしており、スタンド使いには珍しく他人に能力を隠さずにコンビを組む。 初登場時には、J・ガイルとのコンビでアヴドゥルを一時再起不能にするものの、 花京院とポルナレフの2人によってJ・ガイルが殺されたために逃亡した。 2度めの登場では、味方のはずのエンヤ婆に逆恨みされてポルナレフ共々殺されそうになるが、なんとか生還。ジープを奪って退却した。 その後は伝令係めいたことをしていたものの、DIOに咎められる。その際、DIOを暗殺しようとするが、能力の片鱗をみせられ失敗。 物語の終盤で、同じく相方を失ったボインゴと無理矢理ではあるがコンビを組んで承太郎たちのもとへ姿を現した。 ブスだろうが美人だろうが女を尊敬しているらしく、嘘はつくが殴りはしないと豪語していた。 外伝小説の『OVER HEAVEN』ではDIOから、その善にも悪にも属さない飄々とした性格をもって、 個人的な好みとして捨てがたいと評されている。 【参戦時期】 ボインゴとのコンビが敗れ、入院している最中。
https://w.atwiki.jp/bokuyo/pages/31.html
XAudio2の使い方 シンプルに曲を再生する手順。 XAudio2エンジンを初期化 その前にCOM(DCOM)の初期化も忘れずに。 MSDN - 方法 XAudio2 の初期化 使用可能なオーディオデバイスを調べる 順に並べ、条件に一致するものをオーディオデバイスとして使用する。 MSDN - 方法 オーディオ デバイスの列挙 MasteringVoiceの生成 使用するオーディオデバイスや使用チャンネル数・サンプリングレートなどもここで反映させられる。 MSDN - IXAudio2 CreateMasteringVoice メソッド オーディオデータの読み込み SDK付属のCWaveFileクラスを使うと楽。 MSDN - WAV ファイルへの書き込み 自力でやるのもいいかも。 MSDN - 方法 XAudio2 でのオーディオ データ ファイルの読み込み ソースボイスの作成 MSDN - IXAudio2 CreateSourceVoice メソッド ボイスキューに新しいバッファを入れる MSDN - IXAudio2SourceVoice SubmitSourceBuffer メソッド MSDN - 方法 XAudio2 によるサウンドの再生 Start()で再生 それぞれの初期の状態は、ソースボイスは停止した状態、サブミックスボイスとマスターボイスは開始された状態になっている。 Start()した数だけ、Stop()を呼ぶ必要がある。 MSDN - IXAudio2SourceVoice Start メソッド 参考文献 MSDN - 方法 XAudio2 によるサウンドの再生 MSDN - XAudio2 BasicSound サンプル .
https://w.atwiki.jp/jcbr/pages/742.html
438:選んだ未来(シナリオ) 私がまだ人間の女の子で、中学生だったある日のこと。 全てが始まったのは、日のあたる屋上だった。 ――やっぱさー、石の巨人はこれくらいデカくねーとな! 彼の語る『夢』を聞いたその日から、私の世界は一変した。 ――真中くん、設定だとそこまで大きくないんだけど…… ――いや! 絶対ビル一個分はねーと! そんでもってすべての砂を飲みこむかのように生まれてくるんだ。 私が書いていた小説に、命を吹き込んでくれた。 ――そのシーン、実現できたらカッコイイだろうね。 教室の隅にいた、目立たない、地味な中学生でしかなかった私に、人生で初めての『夢』を見せてくれた。 ――できるさ! 映画の中には不可能なんてないんだから!! 彼と私は、同じ夢を見た。 ぼんやりとした孤独の底から、私を連れだしてくれたのは、真中淳平という男の子だった。 ★ ★ ★ 「DIO」 暗闇の中に、二つの死体が転がる。 それを目にして、どれぐらい経っただろう。 「DIO、DIO」 呼びかけても、返事があるはずがないことは明らかだ。 何故なら、その吸血鬼には首から上がない。 耳も口も、頭が丸ごとなくなっている。 「DIO……」 それなのに、死体に呼びかけるのを、止められない私がいる。 「命令して、くださいよ……」 それは、あってはならない光景だった。 あるはずもないと思っていた――違う、予感はしていたけれど、信じたくなかった現実だった。 「優勝するって、言ったじゃないですか」 信じていないはずなのに、心が痛い。 胸は穴が空いたように息苦しくて、そこから血が流れ出していくように寒々しい。 その喪失感に、本当は分かっているのだと思い知らされる。 「西野さんを生き返らせてくれるって、言ったじゃないですか」 禁止エリアの向こう。二つの死体。 DIOが失われたなど、受け入れたくはなかった。 計画が壊れかけていることなど、受け入れたくなかった。 唯一無二の、頼れる支配者がもういない。 このままでは、西野さんを蘇生させてもらえない。 DIOでさえ敗北したのに、私一人の力で戦い続けなければならない。 そこまで受け入れて、私の考えは完全に立ち止まった。 ――私、一人の力で? 闇の中、座り込んだまま、壊れた両足を見下ろす。 どうしよう。 ――このDIOの傍にいれば、何も恐れるものはない。 西野つかさも、きっと蘇ることができるさ、なぁ…… たった一人の同族だったDIOは喪われた。 ――"吸血鬼"を生かしたままにしておくことは出来ないわ。 人間をやめた挙句、殺人ゲームに乗った。 ――死んだ人を追いかけて自分も死ぬなんて、馬鹿げてる! 友達だった女の子との絆は、自ら切り捨てた。 両足は壊れて、動かない。 DIOのような“異能の強さ”も、西野つかさのような“心の強さ”もない。 もう、後戻りはできない。 陽の下には出られない。 手を伸ばしてくれる人は、どこにもいない。 ずっと、忘れていた。 私は、独りだ―― いつからだろう。 こんなに恐ろしい事実を、忘れていたのは。 少なくとも、DIOと共にいた時は、眩しい夢と安心に満たされていた。 DIOと出会えたことで、西野さんを生還させて、真中くんと2人きりになるという夢が確かなものになった。 そこには温もりとはまた違うのだろうけど、深い安心があった。 でも、DIOに出会う前だって、こんなに寂しいと思ったことはなかった。 真中くんの死を知った時は、本当に、言葉にできないくらいの悲しみを味わったはずだ。 でも、死んで真中くんに会いに行こうと思うことができた。 吸血鬼になっても、この世界に真中くんがいると思うだけで、嬉しくなることができた。 そう、真中くんと共にいる限り、孤独なんて感じるはずがなかった。 そうだ。 本当の意味で、『独り』じゃなくなったのは、ずっと前、真中くんと出会ってからだ。 真中くんに出会う前の私。 クラスメイトからは「地味」で「ダサい」というマイナスの評価が定説で、自分でもそう思っていた私。 仲の良い親友を一人も作れずに、昼休みは一人きりで空想にふけっていた私。 受験勉強や、そういうコンプレックスから逃れたくて、現実逃避として小説を描いていた私。 そんな私を見つけて、私の描いた物語を読んで、私を陽の当たる屋上へと連れだしたのは、他でもない彼だった。 ――驚いた! おまえってスゴイんだな。 私の物語を、認めてくれた真中くん。 ――ほら! 伝説の魔法使いが砂漠から巨人を誕生させただろ!? ――最初は下から上へと巨人を囲むようにカメラを回そう。大きさを伝えるために。 こんな感情が私の中にあったんだと、初めて知った。 ――そして最後に真上から全体を撮るんだ。周りを飛んでる翼竜の視点で。 真中くんと一緒にいる。 それだけで、全てが満たされていた。 ――な? 見えるだろ? 東城。 DIOは、その“圧倒的な力”で私に夢を見せてくれたけれど、 ――うん。見える気がする… ただ、そばにいるだけで、夢を見ることができたのは、 ふたり一緒になら何だってできると、 そんな気持ちにさせてくれたのは、 そんな男の子は、 後にも先にも真中くんだけだ。 そう、この先もずっと―― 「――ダメ!」 声が出た。 マッチの火に消えないでと叫ぶ、マッチ売りの少女のように、幼い悲鳴が口から出た。 「それは……ダメ」 この先の、真中くんのいない未来。 眼の前に揺らめいた独りぼっちの未来を、必死に否定する。 このままでは、どこにも行けない。 このままでは、真中くんに届かない。 私はずっと独りのままだ。 夜の中。 行く場所もない。帰る場所もない。 誰とも繋がっていない。 人間を止めた、友達も殺した、ただの化け物。 真中くんの元に行けないのなら、私は永久に独りだ。 ああ、 孤独とは、なんて耐えがたく、 そして、素晴らしいんだろう。 おかげで、どんなに絶望的でも、 どんなに、傷だらけになっても、 歩みを止めるわけに、いかなくなった。 「優勝……するんだ」 諦めるもんか。 絶対に、絶対に、諦めるもんか。 「私は……最後の一人になる」 孤独より恐ろしいものが、この世にあるはずがない。 「絶対に優勝する! 優勝して西野さんを生き返らせる!」 そして、真中くんと一緒の未来を手に入れる。 そうしなければ、全てを失ったままだ。 ★ ★ ★ 再び力を取り戻した身体を引きずって、DIOを待っていた場所まで這い戻った。 バラバラに倒壊した小屋の周囲を探り、支給品を、全てかき集める。 瓦礫を這い回ったことで、赤黒く汚れた足がさらに埃で汚れたけれど、全然気にならなかった。 「……ふぅ」 収集した戦利品を、並べる。 倒壊した小屋の周囲を這い回って手に入れたのは、DIOの支給品と、DIOがケンシロウの骸から奪い取った奇妙な鎧。 そして、DIOを倒した――認めたくないが、倒した――男が持っていた、発火する刀。 すぐに役立ちそうなものはないけれど、こんな世界では何がどこで役に立つか分からない。 拾えるものは拾っておいて損はない、はずだ。 「さて、と」 一息ついて、私は思考にふける。 目を閉じる。 心が、冷えていた。 さっきまで放心していたのが嘘みたいに、冷静になることができた。 ここから、私が勝ち残っていく上で必要なことは何か。 それを考えなくてはならない。 まず、何よりも両足を治療することが必要だ。 目を開けて、ズタズタになった両足を見つめる。 死体を解剖する医者のように客観的に、私は足を観察できている。 おそらく、神経が傷つけられているのだろう。動かそうとしてもほとんど動かない。 特に、右足の損傷は深刻だ。白い骨がむき出しになっている。吸血するだけでは、きっと回復しきれない。 腕を取り換えたときのように、足を片方、調達しなければならない。 “足”を手に入れる為の手段は二つ。 生きている参加者を襲って奪うか、転がっている死体から回収するか。 この世界で、私が確認した死体は七つ。もちろん、私の見てない所でもっと大勢死んでいるはずだけど、 どこにあるとも分からない死体を探してあてもなく這い回るのは得策じゃない。 その七つは、私が殺した赤鼻の男、腕を貰ったマァムという女性、私が死なせた西野さん、DIOから離反したマミー、ケンシロウ、 そしてDIOとアビゲイル。 DIOとアビゲイルの亡骸は、禁止エリアの中にある。 森の中だから正確な県境は分からないけど、さっき数メートルの距離に這い寄っても首輪は爆発しなかった。 だから、死体があるのは県境ぎりぎりの位置。 けど、手を伸ばして届くような近さじゃない。 かといってこの身ごと三重県に入って回収すれば、それこそ首輪が爆発してDIOと同じ末路を迎えてしまう。 赤鼻の男とケンシロウは、血を吸われてミイラになったから“足”としては使えない。 マァムの死体から腕を持ってきたのはウォーズマンだから、私には場所が分からない。 西野さんの死体は放置していったから、ケンシロウが埋葬してしまっただろう。 ならば、使える死体はマミーのものだけ。しかし、それにしたって、愛知県と長野県の境にある。ずいぶん遠い。 この足で岐阜県まで向かうのだってリスクが大きすぎる。 途中で強い参加者に襲われても、逃げることができない。 反撃したくても、上手く飛びかかることすら困難だ。 考えあぐねて、顔を上げる。 すると、そこには倒壊したロッジがあった。 なんだ、簡単なことじゃないか。 手を伸ばして届かないなら、棒を使って取る。猿でも思いつく発想だ。 立派なロッジだった廃材の山から、できるだけ原型を保った木材を見つけ出す。 一番長くて丈夫そうな断片を、片手で引っこ抜いた。 ロッジを支える柱だったらしい太く長い丸太は、死体を拾う“手”として使うには不格好で重すぎる。 でも吸血鬼の腕力があれば、楽々と持てる。 死体を転がして回収するには、申し分ない長さだ。 勢い余って死体が損壊することはあるかもしれないけど、足さえ無事なら用は足りる。 男性の足ならサイズが不釣り合いだろうけれど、他に足が無い以上どうにか間に合わせるしかない。 次に、足を確保できて、その上で優勝する為に、どうしたらいいか。 DIOでさえ死んでしまったこのゲームを、どう攻略していくか。 緊密な小説のシナリオを考えるように、策を練らなければならない。 必要なのは、実現する説得力のあるシナリオだ。 DIOという強い味方を失った私は、言うなれば“魔法の巨人”を失った、あの小説の主人公。 “巨人”を失った主人公は、どうやって戦えばいいのか。 恋しい人の元へと帰る為に、どうやって生き残ればいいのか。 「そうね。これが、小説のプロットなら」 考えてみたが、ひとつしか思い浮かばない。 ……“戦力”だけで生き抜くことができないなら、“策略”を駆使するしかない。 時代小説でも戦記ファンタジーでも、武力のない登場人物が使う常套手段だ。 権力者や強い強い魔法使いなどに取り入って、信用を得て、時には有用な情報を提供し、時には嘘を教えて扇動し、上手く立ちまわる。 これが小説なら、私はきっと主人公にそうさせる。 ゲームに乗っている参加者と手を結び、協力して他の参加者を狩る。 あるいは、ゲームに乗っていない振りをしてお人好しの参加者に助けを求め、機を見て寝首をかく。 後者の方法を、誇り高いDIOは選ばなかった。 私もDIOには、そんな小細工など要らない圧倒的な力があると思っていた。 しかし、現実はそうではなかった。 彼を侮辱するつもりは無いけど、アビゲイルを無理に追いかけてトドメを刺そうとした、誇り高さ故の失策が、この結果を生んでいる。 DIOよりも力のない私が、残りの参加者に正面から挑んで殺し尽くすのは、どう考えても無理がある。 それに、戦力のことを抜きにしても、遠からず問題が発生する。 それは、夜明け。 日光を少しでも浴びたらどうなるのか。それは、右腕という代償を払って知った。 二日目のように、都合のよい雨を期待するわけにもいかない。 日除けのアジトを見つけたとしても、破壊されて日光に晒されない保障はない。 なら、私が休んでいる間に、見張りをしてくれるお人好しを探す。もしくは、利用し合える殺人者を探す。 「そうね……夜明けのこともあるし、引き返そうかな」 愛知まで引き返せば、初日にDIOが身をひそめていた廃屋がある。 琵琶湖の“狩り”でアジトとして使うはずだったロッジは、このとおり壊れてしまった。 何より、不慣れな地形では、日光を完全に遮断できる建物や洞穴を探すのにも時間がかかるだろう。 愛知県近辺の地形なら、DIOと共に陽射しを避けつつ移動していたおかげで熟知している。 隠れた場所から不意打ちを仕掛ける人間にも、対応しやすいだろう。 DIOを失って慎重に動く必要も出てきた。先程かかってしまったようなトラップが、この先にも仕掛けられていないとも限らない。 決めた。 一度、東へと引き返す。 そして、道中で出会った参加者は、できるだけ利用する。 この点、寝首をかかれる心配もなく日中を過ごせる点では、“お人よし”の方が利用しやすい。 「それでも、問題はあるかな……」 吸血鬼になってから、私は何人かの参加者に出会い、危険視されている。 “乗っていないお人好し”を利用しようと近づいたところで、 彼らがリサリサやケンシロウたちから私の危険性を聞いていたら、厄介なことになる。 でも、付け込む余地はあるはずだ。 リサリサという女性は、私が“吸血鬼”だと知った時点で、殺すべき対象だと認識した。 しかし逆に言えば、リサリサから私のことを聞いている参加者も、「吸血鬼だから危険」程度の認識しか持っていないのではないか。 ゲームに乗る気はない、あなた達を襲ったりしないと必死に訴えれば、迷いを持たせる余地はあるかもしれない。 そこは、私の演技力にかかっている。 グロテスクな外見をしているとはいえ、一見すると無力そうな女子高生だ。 演技だって、映研での経験のおかげでそれなりに自信はある。 ただ、ケンシロウに会った人物がいれば、その手段も通用しないだろう。 何せ、友達の西野さんすら殺したことを知られている(そう言えば、たまねぎ頭の少年がいつの間にかいなくなっていた)。 それにリサリサのように、何らかの“吸血鬼対策”を持った参加者が他にいる可能性もゼロじゃない。 とはいえ、相手が集団なら、一人が私を警戒しても、もう一人の同情を引くといった手段が取れる。 それを利用して、集団の瓦解を生む余地もある。 ただし、逆に大きすぎる集団に入り込むのも考えものだ。 見張りの目がそれだけ多くなり、迂闊な行動が取りづらい。 ある程度の速さを持つ参加者が何人かいれば、一人を襲っている間に囲まれてしまうこともある。 最悪、一対多数になることを考えれば、入り込めるグループは二人か、多くても三人。もちろん、集団の総合力や内訳にもよるけれど。 そう、利用できる参加者はとことん利用すべきだけれど、接触する参加者は慎重に選ばないといけない。 私にできるだろうか。 いや、慎重にはなっても、弱気になってはだめだ。 「できるかどうかじゃない。やるんだ」 幸い、私には夜でも働く視力と、双眼鏡がある。 先手を取ることは可能だろう。 たとえ乗っている相手に先手を取られたとしても、上手く交渉に持ちこめる余地はある。 今の私なら、自分の価値を証明できる。 触れただけでコンクリートの壁を破壊し、指を突き刺して相手の精気を吸い取るという、分かりやすい“力”がある。 実戦の経験こそほとんどないが、簡単に証明できる能力があれば、アピール次第で魅力的に見せられると思う。 力自体は、持っている。あとは、私の駆け引きでどこまで運べるかだ。 DIOのように理想的な同盟関係を期待してはいけない。それも分かる。 DIOは、同族である私に優しくしてくれた。吸血鬼としての在り方も教えてくれた。 そして何よりDIOには、蘇生させたい存在がいなかった。 しかし、これから手を組む相手には、いるかもしれない。 大切な人を生き返らせるという密かな目的を、隠していない保障はない。 いくら“最終的に私自身は死んでもいい”計画だとしても、同盟相手を簡単に信用して、優勝させてやるわけにはいかない。 やはり、私が優勝して西野さんの蘇生を願うのが最善だ。 「うん」 色々考えたけれど、おおよその方針はまとまったと思う。 あとは、その場の状況に応じて、私がどれだけ動けるかだ。 ★ ★ ★ どさりと、重たい落下音と共に死体を置いた。 死体の下から木材を引き抜いて、その場に捨てた。 無事に拾えた二つの死体を前にして、私は安堵の息を吐く。 ひとつは、首の無いDIO。そしてもうひとつは、DIOを殺した男。 さて、この二つの死体のどちらかから足を頂くとして、別の死体からは“食事”をさせてもらうことになる。 右足以外にも、負傷はある。這って移動したことで、ずいぶん血も流してしまった。 “足”だけではなく、“血液”も必要だ。 そして、ミイラになった足はもう使えないから、血を吸った死体とは別の方を“足”に使うことになる。 どちらを“足”にしてどちらを“晩ご飯”にするか、ちょっとの間、考える。 アビゲイルの死体は傷だらけだけれど、首のないDIOよりは血液が残っているだろう。 つまり私は、ここでDIOの死体から足をもぎ取ることになるわけだ。 ――DIO。私は、貴方に一生付いて行きます。 ――ククク……当たり前じゃあないかAYA。このDIOの傍にいれば、何も恐れるものはない。 西野つかさも、きっと蘇ることができるさ 大丈夫。 大丈夫、恩人の死体だとしても、私は真中くんの為に利用することができる。 ただ、少しだけ、浸っていただけ。 少しだけ、哀惜を抱いただけ。 私は、首のないDIOに一礼した。 「DIO、本当にお世話になりました。そして、ごめんなさい」 月並みな言葉しか思い浮かばなかった。 けれど、DIOに飾り立てた言葉は不要だとも思える。 誇り高いDIOの無念は、私が何を口にしても報われるものではないだろう。 ましてや、今からそのDIOを、死体とはいえ傷つけようとしているのだ。 けど、それでも―― 「私は、私の夢の為に、あなたの死を汚します」 それでも、私はDIOを忘れないだろう。 そして私は、ただひとつ残された『夢』を宣言する。 「私は、真中くんが欲しいから」 そして私は、DIOの死体の解体を始めた。 ★ ★ ★ ――むかしむかし、ある王国に、一人の青年がいました。 魔法使いによって創られた石の巨人を従えて、祖国の為に戦う優しい青年です。 青年は、二人の少女から想いを寄せられていました。 一人は、国一番の美しさを誇る、無邪気で明るいお姫さま。 一人は、青年と共に同じ夢を語り合った、控えめで大人しい織物屋の娘。 その物語は、結末を迎える前に書き手が殺戮の舞台に招待されてしまったので、 青年が二人のどちらを選んだのかは分かりません。 ――とある世界の、とある日本に、一人の少年がいました。 優柔不断で頼りないところもありますが、映画監督という夢にまっすぐ進む、芯の一本通った少年です。 少年は、二人の少女から想いを寄せられていました。 一人は、少年と初めて恋人になった、明るく誰からも愛される少女。 一人は、少年の映画の原作を描く夢を持っていた、引っ込み思案な文学少女。 少年は、殺戮の舞台に招待されて死んでしまったので、 少年が二人のどちらを選んだのかは分かりません。 ――とある世界の、とあるミニ日本に、一人の吸血姫がいました。 “吐き気を催す邪悪”と称された吸血鬼に従い、夢の為に無辜の人々を殺戮することも厭わない、まっすぐ過ぎる吸血姫です。 彼女には、一つの道しかありませんでした。 孤独を抱いたまま、その孤独から抜け出す為に、最愛の人を目指し進み続けるという道。 彼女は、その道を進まない限り、永遠に独りきりだと知ってしまったので、 その一つの道を選ぶ他はありません。 【滋賀県/滋賀県と三重県の県境/二日目夜中】 【東城綾@いちご100%】 [状態]:吸血鬼化、波紋を受けたため半身がドロドロに溶けた、マァムの腕をつけている 右足に深い裂傷、左足に軽い裂傷、上手く歩けない [装備]:双眼鏡、ワルサーP38(残弾少) [道具]:荷物一式×9(5食分と果物を少し消費)、天候棒(クリマタクト)@ONE PIECE 無限刃@るろうに剣心、フェニックスの聖衣(半壊)@聖闘士星矢 [思考]:1:優勝して、西野つかさを蘇生させてもらいその後自殺する。 2:DIOの死体から足を貰い、アビゲイルの血を吸う。 3:拠点の確保も兼ねて、名古屋方面に引き返す。 4:利用できそうな参加者はとことん利用する(多人数の集団はなるべく避ける)。 5:真中くんと2人で―― ※滋賀県中央部の林に落ちている六芒星の呪縛@遊戯王には気づきませんでした。 ※瓦礫の中に埋もれた排撃貝@ONE PIECEには気づきませんでした。 時系列順で読む Back 命の炎 後編 Next 『DRAGON BALL project総集編』 ……特別ゲスト追手内洋一 投下順で読む Back 命の炎 後編 Next 風 437 命の炎 後編 東城綾 439 いちご120%~決別の咆哮~